代表ご挨拶
税理士資格不要論があります。
そもそもお金と時間さえだせば誰でもとれる資格に意味があるでしょうか?
税務署勤続年数によって税理士資格が取得できるのは有名な話です。大学院にいって租税法を専攻し、審査に通ると税法科目のうち2科目が免除になるといった少々ハードルを下げた取得の方法もあります。
その結果、税法に詳しくない税理士、たとえていうと医師免許をもっていて臨床経験がほとんどなく開業した医師に診てもらうとしたら不安ではないでしょうか?
料金が少々安いとしても、大切な体をまかせるのは怖いことです。
将来的には税理士資格というものがなくなる時代がくるかもしれません。知識、技術、実績などのない「専門家」の単価は下がってもよいと思います。
新宿で開業して14年、このたびわたしたちは台東区に税理士法人KANAEとしてあらたにスタートいたしました。
税理士有資格者3名と総務スタッフ1名の体制です。大規模な税理士法人、所長1人の個人事務所、それぞれに長所短所がありますが、わたしたちの事務所は経験上お客様の相談内容すべてを把握して、フットワークのよいサービス、小回りの利くサービスを提供できる規模の事務所であると自負しております。
資格不要時代がきても、すぐれた専門性を有するパートナーで有り続ける限りわたしたちの使命が終わることはないと信じてやみません。